大きくなったら

新年会の帰り道、電車の中から。


学生の頃は一切飲めなかったビールがおいしく飲めるようになってから、乾杯するのが楽しくなったなぁと思う。

おいしいと感じるようにはなったけれど、最初の一杯でおなかが膨れてしまうからたくさんは飲まない。


なかなか来ないハイボールを待ちながら、皆の顔を見ていた。


家に帰ってほっとして、めくる。

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明日何のプロ目指そうかな。安易に。


プロ。ではないけれど、小学校の卒業文集で「将来なりたいもの」の欄に【小さな小説家】と書いたことを今でもよく思い出す。

思い出すと毎回吹き出しそうになる。でも、思い出せるのはとても大切な事だったからなのかな、と思い、また大切にしまう。



こうして部屋で言葉を打っていると、小説ではないけれどあの頃思っていた事に近いような事をしている様な気がする。

「将来なりたいもの」って、仕事じゃなくたって良かったんだなと思う。

大切な事ってこうして続いていくんだなぁ。