ねことクラゲ

f:id:marslion:20140411193321j:plain部屋の電気をつける紐に、ネコとクラゲがぶら下がってる。どちらも頂き物。

目を怪我してから部屋の蛍光灯がまぶしいから電気をつけられなくなってしまった。少し暗いけれど、毎日間接照明で暮らしている。飾り物になってしまった蛍光灯が今はねことクラゲのためにそこに有る。


よく見渡すとわたしの部屋は頂き物だらけだな。テレビの前の焼き物の鳥とうさぎ。間接照明にぶら下がっているゾウのぬいぐるみ。部屋の狭さに似つかわしくない大きな木の棚。その棚にある琉球ガラスのコップ。その横の鳥の絵。壁にぶら下がっている猿のぬいぐるみ。カレンダー。鳥の絵のバッチ。スプーンのネックレス。本。ワンピース。クッション。昨日は新しく冷蔵庫にゾウとキリンのマグネットがやってきた。

探し出したらキリがないくらい頂き物だらけの部屋で生活してる。小さい頃から取り柄といったら物持ちの良さくらいだから、こうして色んなものがやって来てくれるのだと思う。何なら自分も頂き物だと思ってる。

ずっと居てね、と思う。執着とは違うつもりでそう思っているけれど、近いのかな。この先もきっとこれがわたしの取り柄だし、この頂き物もずっと大切にしていようと思う。